どこ吹く風

自分には全く関係・関心がないというように、知らん顔をすること。「何処吹く風と聞き流す」

人生最大の不幸

 先日、とある病院に勤める友人との車中での会話。

 

友人「職場でどうも合わない人がいてさ・・・。」

私 「うん。」

友人「やたらと細かい事に目くじら立てたり、上に従順で下に威張ってたり・・・俺と価値観が合わないんだよね。全然。」

私 「確かに!あなた大らかだしな。それにロックでもある(笑)。そりゃ合わねーわ。まあでも、どこにでもいるよね、価値観の合わない人。」

友人「そうなんだよな~。毎日顔あわせるのが嫌で嫌でさ。」

私   「仕方ない。お互い社会人なんだから、最低限の礼儀とマナーは守って、それ以外は出来るだけ関わらないのが良いと思う。と言うかそれしかないだろ。」

友人「それがさ、その人俺にばっか注意してくるんだよね。別の人が同じことしてても何も言わないのに、俺に対してばっか文句つけてくんの!俺ばっか見てんの!!こっちは出来るだけ関わらないようにしているのに。」

私 「困ったねそりゃ!なんか気に障るようなことしたんじゃないの?」

友人「なんもしてねーよ!」

私 「とりあえず、文句つけられないよう完璧に仕事こなすことだな!そうすれば何も言われない。それでも何か言ってくるようなら36計逃げるに如かずだ。あなたの職場広いんだろ。逃げちまえよ(笑)。」

友人「それが出来ないから困ってんだろ!」

私 「ごめんごめん(笑)。でもまあ、あれだな。その上司?同僚?からある意味好かれてんだな。そんだけあなたをいつも見ているって事はさ!」

友人「冗談じゃねーよ!」

私 「昔何かの小説で読んだ事がある。人生最大の不幸とは嫌いな奴から好かれることだとさ。あなたは今、人生最大の不幸ど真ん中だ(笑)。」

友人「やめてくれ!」

私 「???と言うかその人ってもしかして女性?」

友人「そう、女性!」

私 「そうか・・・。」

友人「???」

私 「いや、昔何かの小説で読んだ事がある。人生最大の不幸とは嫌いな奴から好かれることだとさ。」

友人「さっき聞いたよ(怒)。」

私 「いや悪い悪い(笑)。いよいよもって人生最大の不幸ど真ん中だと思ってさ(笑)。ちなみにその人美人?」

友人「いや、・・・。何で?」

私 「いや何、いよいよあなたも年貢の納め時かなって(笑)!」

友人「本当にやめてくれ、あり得ねーよ!マジあり得ねー(怒)」

 

この会話は純粋なフィクションであり、実在の企業・団体・人物とは一切関係ありません。

人生最大の不幸・・あなたはどう思いますか?