どこ吹く風

自分には全く関係・関心がないというように、知らん顔をすること。「何処吹く風と聞き流す」

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

才と器

私に乗馬の経験はない。あるとすれば子供の頃にポニーに載ったことがあるくらいだ。ぽくぽくとよく歩いたのを覚えている。その時のポニーはもちろん走りはしなかった。けれども、いかにポニーとはいえ走ったら私よりはるかに早かったろう。私は何もポニーと…

御守り

最近迷った事がある。「資格試験を受けるべきか否か」だ。今の職場で仕事をしていく上で必要不可欠ではないが、あるに越したことはない「資格」だ。ただその為には、試験当日、会場までの往復3万円の交通費が必要だった。非正規の私にとっては馬鹿にならない…

宇宙もしくはたわしコロッケ

私はかねてから宇宙に行ってみたいと思っていたのだが、その理由の一端は次のフレーズにある。 「宇宙は我々を受容しなければ、拒絶もしない。ただただ無視するだけである。」 しびれるフレーズだが何のことはない。要は、宇宙は我々を「ほっといてくれる」…

夢見させるようなこと

もしこの文章をお読みの方に当時の事をご存知の方がいらっしゃったらよく解ると思うのだが、私が転職活動を初めたところ学校は(少なくとも私が授業を担当していたクラスは)大いに荒れた。荒れまくった。当時、私は在職のままで他校の社会科教員募集に応募…

母さんの予言

「あなたが大きくなったとき、男の人に、わたしはあのことを知ってるわよ、と言っておやりなさい。みんなかならずぎくりとすることでしょう。これが母さんの予言よ。」 (『銀河英雄伝説』田中芳樹先生より) 噂や流言飛語という類のものが一定の効果を持つ…