どこ吹く風

自分には全く関係・関心がないというように、知らん顔をすること。「何処吹く風と聞き流す」

2019-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ありがとう

先日、NHKのsongsという音楽番組で井上陽水さんを2週連続で特集していた。それを見ていてすっかり井上陽水さんのファンになってしまった。斜に構えていて、コメントが人を食っていて、それでいて自嘲的で、本心は半ば韜晦されていて、多分相当にシャイな…

人生最大の・・・

以前にも書いたが私は昔、神奈川の私立女子校に世界史の教員として勤めていた。その学校では今はどうだか知らないが、私のいた当時は男性教員の7から8割りは生徒と結婚していた。こう聞くと教師の側がそう誘導したかのように思われるかもしれないが、多くの…

公務で・・・

「公務で人殺しをやるところまで、まだ、おれたちは墜ちちゃいませんよ。」 (『銀河英雄伝説外伝3』田中芳樹より) 十代の頃、むさぼるように読んだ『銀河英雄伝説』の外伝3の一節だ。他にも 「なるほど、言論の自由は思想の自由よりテリトリーが狭いという…

シンクロ

4月19日の「川崎フロンターレ」対「湘南ベルマーレ」戦で、川崎の選手が蹴ったダイレクトパスを別の選手が胸で落として、3人目の選手がこれまたダイレクトでシュート、ループ気味にゴールへ入るという場面があった。「感じているな」と思わずうなってしまっ…

ツボ

「笑いのツボが違う」という表現がある。要するに笑うべきポイントが違うという事なのだが、どういうことかよく解ったので以下に記したい。 私と親父では笑いのツボが全く違う。その親父と夕食時にサッカーのプリンスリーグについて話をした。プリンスリーグ…

自己目的化もしくは・・・

その昔クイズが異様に流行った時代があった。ご存知の方もいるかもしれないが『アメリカ横断ウルトラクイズ』などはその最たる例だ。私の在学していた高校でも「クイズ研究会」なるものがあり、割と、というか凄く学力の高い連中が入会していた。私はという…

戯言(たわごと)

「要(※夫の名前)にとって女というものは神であるか玩具であるかのいずれかであって、妻との折り合いがうまく行かないのは、彼から見ると、妻がそれらのいずれにも属していないからであった。」 と小説『蓼食う虫』の中で谷崎潤一郎が述べている。私はあまり…

呼び名

その昔私がまだ20代の始めの頃、交際?していた女性が、男女としてある一定の段階を経るごとに、「ねえ、何て呼んだらいい?」と聞いてきた。今のわたしなら「俺の事は陛下って呼んで」とか「俺の事は大佐って呼んで、そしたら俺が『どうしたスネーク』って…

主導権

主導権を握るという表現があるが、事、人間関係においてはそんなに単純なものではない。私事で恐縮だが、教員になって二度目の担任を任されたのが、当初ひどく荒れたクラスだった。(誰も持ちたがらないから私のところに回ってきたわけだが)担任として、最…

男は背中で・・・

あと少しで平成も終わりを迎える今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか? 昭和を生きた方々にはなじみ深いフレーズに「男は背中で語るもの」があります。さて、昭和生まれの私としては無い知恵しぼって背中で語りたいフレーズを考えてみました。 ○がん…