どこ吹く風

自分には全く関係・関心がないというように、知らん顔をすること。「何処吹く風と聞き流す」

自分First

自分First

 

以前の職場でお世話になった方から年賀状を頂いた。

「お元気ですか。

健康第一で、また「自分Firstであられますように。

本年も佳き年となりますように。」

との事。年賀状を頂き嬉しかったのはもちろんだが、「自分Firstという言葉が気になった。このブログの存在をご存じなのかどうなのか解らないが、もちろん、この方はいい意味で「自分First」と書いてくださったのだと思う。ただそれとは別に「俺ってやっぱり「自分Firstなのかな?」と思う節がないでもない。

 先日サッカーの日本代表戦を男ばかり六人で観戦した。前半は中央からの攻撃ばかりで単調になってしまったが、後半は左サイドに張った選手を起点にサイド攻撃が功を奏し逆転勝利した。日本の勝利でその場は楽しく終わったのだが、帰りの車の中で思わず本音が出た。

私が(右サイドで張っているべき選手が中に中に入りがちでチームとしてうまく機能しなかった。)「これ言っちゃいけないかなとは思うのですが右サイドで張るべき選手はちょっと自分が自分がというところがありましたね。」

それを受けて運転してくださった方が「まだまだあおいという事ですかね?」とおっしゃった。私は「うーん、何とも言えないです。そのあおさが必要な面もあるし一概には言えないのですが・・・。」それを聴いて助手席に座られた方が、

「そうなんだよね、10番の中島がいればまた、変わったんだろうけどね、ちょっとね。」私は嬉しくなって

「そう、その通りなんですよね、チームって生モノなんですよね。人が一人いるので全然違ってくるんですよね。」と、その車内での会話はとても楽しかった。やはり本音で会話するのは楽しいものだ。ただその為には本音を切り出す「自分Firstな奴が必要で、どうも私にはそのけがあるなと思った次第だ。良くも悪くも・・・

 「自分Firstが一概に悪いことだとは思わない。ただそこには「周りを生かす」という意識が常に必要なのだとも思った。私はもうしがないオッサンに過ぎないが、今回の右サイドでプレーした選手はまだまだ今後いくらでも伸びる余地がある。いい意味での「自分Firstを目指して頑張れマラドーアン!

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