どこ吹く風

自分には全く関係・関心がないというように、知らん顔をすること。「何処吹く風と聞き流す」

2020-01-01から1年間の記事一覧

白紙の弔辞

『人生の終わりを思い描くこと、具体的には自分の葬式の参列者と弔辞をイメージする・・・。』 中田敦彦さんのyoutube大学で(『7つの習慣』スティーブン・R・コヴィー)を扱っていた。この『7つの習慣』はいわゆる自己啓発本の古典ともいうべきもので、この…

loser

時間がおありの方は次の動画を見てください。ウルフルズのミュージックビデオです。「笑えれば」という曲。 www.youtube.com このミュージックビデオには主に3人の人物が描かれています。 花婿 花嫁 郵便配達員 この文章をお読みのあなたはどの人物に親近感…

逸脱のススメ

先日聞いた話なのだが、私の勤める学童には以前、液体せっけんを使ってシャボン玉遊びをした児童がいたそうな(笑)。いつ、どこにでも、このようにいわゆる“通常”や“当たり前”から「逸脱」する者がいる。かくいう私にも「逸脱」した思いでがある。中学3年時…

どうでもいい話

どうでもいい話だが、奥田民生さんの代表曲『さすらい』が好きだ。特に 「~雲の形を真に受けてしまった♪」 という歌詞に魅かれる。なんと素敵な歌詞ではありませんか? 「あの雲、わたがしみたいだね!」「恐竜にも見えるよ。」 なんて言葉を交わした頃が私…

贅沢

贅沢が苦手だ。服はユニクロかせいぜい無印で十分だし、ごはんには納豆があれば十分だ。車は国産の軽自動車で十分だし、腕時計はamazonで6500円の品をもう何年も使っている。要は贅沢が似合わないのだ。自分はつくづく金のかからない人間だな。贅沢のできな…

強さ

強さって何だろう?男子なら誰でも抱いたことのある疑問だ。その定義は人それぞれだろう。喧嘩の強さ、ハートの強さ、権力の強さ、強さにもいろいろあるが、一例として(「グラップラー刃牙」板垣恵介)の刃牙の親父、範馬勇次郎の言葉を取り上げたい。曰く…

信じる力

NHK朝の連続テレビ小説『スカーレット』が熱い。主人公の川原喜美子は夫で陶芸家の八郎の影響で次第に陶芸にのめり込んでいく。やがて多大な費用の掛かる穴窯を続けるか否かで八郎と喜美子は意見が割れる。借金をしてまで穴窯を続けることに反対する八郎…

権威と伝統

個人的には権威とか伝統ってまず疑ってかかるものだと思ってきた。ただ、そうとばかりも言えないなあ、と思う節があったので以下に記したい。 今日、ザスパクサツの開幕戦を観戦してきた。ザスパのJ2昇格の立役者ともいうべき主要選手が抜け、この2年間ザ…

ジャンケン

誰が考え出したか知らないがジャンケンとは非常に優れたシステムだ。 A>B>C>A(くり返し) と力関係が円環している。どの記号が最も強くて、どの記号が最も弱いという関係にはない。これに対して我々の社会一般では異なる。 A>B>C>D>E・・・…

どうでも「いいね」と本当の「いいね」

以前NHKの「漫勉」である漫画家の先生がおっしゃっていた。自分は登場人物が「葛藤」する場面にこそ心惹かれると。主人公が自分の属する組織に潜むスパイの暗殺を上から命じられる。主人公は暗殺の機会をうかがいながらそのスパイと日々を共にする。その…

叱る

叱るのが下手だ。叱るどころかどうも私は児童・生徒になめられてしまうきらいがある。高教師時代はそれでも、授業で専門教科を頑張ってこれでどうだ!と、博識なところ?を見せると生徒たちは言う事を聞いた。それでも着任1年目はてこずったものだ。それが現…

性善説と性悪説

人に対するに(特に初対面では)性善説をとるか性悪説をとるかは難しい。殊に教育の場面においてのそれは私にとって永遠のテーマだ。バイトも含めると塾講師、高校教師、現在の学童保育と教育に携わる3種類の仕事をしてきた。性善説をとって失敗したことも、…

青森山田

格闘技でも将棋でもオセロでもそうだが、玄人同士、若しくは達人同士の戦いでは先に隙を見せた方が負けだ。相手はその隙をついてくる。如何にミスをしないか、隙を作らないかが勝敗の決め手となる。したがって試合自体は見ていて派手さのない、悪い言い方を…

猫のススメ

会社の上司にジョークを飛ばせる新入社員はちょっくらいない。新入社員同士なら話は別だが・・・。逆に、上司が平社員に向かってジョークを飛ばすのは何ら問題ない行為だ。何が言いたいかというと、ジョークは自分と同等か、下位に属するものに対して緊張を…