どこ吹く風

自分には全く関係・関心がないというように、知らん顔をすること。「何処吹く風と聞き流す」

創育工夫・笑顔・働きがい

 仕事が面白い。

 夏は学童の正念場だ。学校が夏休みになり一日預かりとなる。熱中症の危険性があるため必然的に室内で過ごす時間が多くなる。そこで密にならずに、しかも子供たちが一人で没頭できる遊びを用意しなければならない。ゲームやマンガは基本的には禁止。持ち込めない。使えるお金には限りがある。

 さてどうするか?ここが支援員の腕の見せ所だ。

 

 すぐに考えられるのは

 〇ペーパークラフト

 〇折り紙

 〇ぬり絵

 〇写し絵

 〇パズル

 〇ブロック

 〇スタンプ

 〇迷路

等々。

 

 ペーパークラフト・迷路・ぬり絵は確かに書店に行けば良質なものがたくさんある。でもそれでは予算をすぐにオーバーしてしまう。ここはやはりネットを利用するのが良い。ネットにはこれらのサイトがたくさんある。しかも基本的に全部無料だ!!!

 

 次にパズルやブロックだが、これらは100円ショップに行けば、結構質の良いものがたくさんある事に驚く。無論1つ100円で購入可能だ!他にも100円ショップには目を見張る商品がたくさんある。スクラッチアートなども秀逸だ!

 

 このようにして切り詰めたお金をプールして何か大きな買い物をする。例えば私の勤務する学童では先日48インチの巨大TVを買った。オリンピックを見るのはもちろんだが、こんな大きな画面があったら子供たちに見せたい映画がたくさんある。私自身が子供の頃にワクワク・ドキドキ・ハラハラしながら見た『バック・トゥー・ザ・フューチャー』三部作を見せたらどんなに喜ぶだろうかとか、もしかするとこれは高学年向けかも知れないが、細野守監督の『おおかみ子供の雨と雪』も見せてやりたい。同じく細野監督作品では『時をかける少女』も良い。

 

 そんなことを考えながら、今日も子供たちが学童に帰ってくるのを待つ。

 

 創意工夫ができて子供たちの笑顔がある。

 

 そこには働きがいが十分にあるのです。

 

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お母さんと一緒に見て欲しい映画です。