どこ吹く風

自分には全く関係・関心がないというように、知らん顔をすること。「何処吹く風と聞き流す」

フェイク①

人面バッタ出現!!~そのまんま東そっくり
もうずいぶん昔の東京スポーツ新聞(東スポ)の一面記事だ。
心が躍ったのを
今でもよく覚えている。

最近、フェイクニュース
(事実と極端に異なる恣意的なニュース)
なる言葉をよく耳にするが
これなどはまさにフェイクのためのフェイクというべきだろう。
ある意味、正真正銘の偽物といったところか?
イギリスにもこの手のフェイクのためのフェイクを
扱った専門誌があると聞いたことがある。
さすが大英帝国

いい大人がこの手のくだらないことを真剣にやるのが私はたまらなく好きだ。
今週号の雑誌『テレビブロス』で「電気グルーヴ」の
新作「トロピカルラブ」についてのコメントが載っているが
これが本当に面白い。

一方で、この手の記事に眉をひそめる人たちもいる。
それはそれで人の自由だから何とも言えないが
たぶんそりが合わないと思うのはお互い様だろう。

そういえばちょっと昔に職場の同僚と数人でカラオケに行った際
「ニセモノなんか興味はないの♪ホンモノだけを見つけたい♪」
(hitomi Love2000)
を熱唱していた方がいた。

「本物の恋と偽物の恋って何が違うんだろ?」
とその時妙に感心したのを覚えている。
果たして歌っていた方は本物を見つけたのかどうか?
そもそも何が偽物で何が本物か?
その線引きは?
男女間の事は難しくて私にはわからないが
40を迎えた今、私としては
ベーゴマとか刑泥とかだるまさんが転んだとか
そういう意味で
真剣にかつ健全に遊びたいとは思う。

ただ、もしこの歌詞でいうところの
「本物」とやらが結婚を意味しているのであるならば
それは正真正銘本物の「偽物」だ。

結婚を前提に始まる恋愛のほうが
よほど不純なような気がするのは私だけだろうか・・・?

本物だけが本物とは限らないと考える私としては
ここで一句

偽物の恋ならしたい不惑かな(笑)

と、ここまで述べたところで
私が本当に言いたいのは
所詮この文章そのものがフェイク「偽物」にすぎないという事です。
読んでいただいた皆様におかれましては
小人のたわごとをあまり真に受けないよう望む次第です。

恐惶謹言